工具の使い方、紹介の第2弾となります。
前回はスパナとコンビネーションレンチの使い方でした。
まだ読んでないよという方はこちら↓
工具を安全に使おう〜スパナ、コンビネーションレンチ編〜 - ライフエッセンス
今回はソケットレンチ、ラチェットハンドル編です。
…ソケットレンチ?ラチェットハンドルてなに?
という方のために、まずはソケットレンチの説明から。
まずソケットとは、ボルトやナットにはめる為の工具です。
ソケット↓
このソケットというものをボルトやナットにはめて回すのですが、ソケットだけでは力を加えられません。
ソケットレンチというものをソケットと組み合わせてボルトやナットを回します。
ソケットレンチ↓
ソケットレンチの良いところは、ソケットを組み替えるだけで様々なボルトやナットに対応出来るので、少ない工具で済むところです。
ソケットは種類がたくさんあり、プラスネジ用からヘキサ(六角)、トルクス、特殊ネジ用、それに加えて長いのから短いのまでと本当にたくさん種類があるので大変便利です。
ソケットの差し込みで少し注意
ソケットの差し込み口にはサイズがあり、規格が決まっています。
かならずソケットの差し込み角に合わせたサイズを選びましょう。
比較的良く使うのは、、、
3/8インチ(9.5SQ)
1/2インチ(12.7SQ)
1/4インチ(6.3SQ)
この3種類くらいだと思います。仕事でもそれ以上のサイズを使うことはほとんどありませんので、この3種類を押さえておけばいいと思います。
ちなみに
それぞれサイズが分かれているのは、使う場所、かけるトルクなど用途に合わせて使いわけるためです。
各サイズを変換して互換させるためのソケットがありますが、小さい差し込み口や短いハンドルでホイールなどの高トルクをかける、緩めるなど無理をしないということは一番心がけてほしいところです。
ソケットレンチもたくさん種類があります。
その中の一つがラチェットハンドルです。
ラチェットハンドルとは、、、
ラチェット機構という仕組みを使って、締める方向、あるいは緩める方向に早回しをするためのソケットレンチです
ちなみにラチェット機構は、歯車などのギヤを使って一方向のみに回す仕組み
ソケットレンチを使っている中でも一番使用率が高いかもしれません。
実際使い勝手は最高にいいです。
私も使うシチュエーションによって、短いものから長いもの、首振りタイプやスイベルラチェットというものまで幅広く使い分けて使用しています。
ラチェットだけでもこれくらいはあります。
普通はこんなにいらないと思いますがw
初心者の方は普通のラチェットで30CMくらいのものがおすすめです。
ラチェットハンドルで注意したいこと
・ノブを使って緩める方向、締める方向を切り替えられますが、切り替えが中途半端な状態で使うと壊れる可能性があるのでしっかり切り替える
・本締めや高トルクのボルトなど力をかけ過ぎない
中のギヤが壊れます。高トルクの場所はブレーカーバーを使いましょう
・粗末に扱わない
錆びやほこりが詰まると壊れます。
・無理をしない
無理はけがや破損の元
まとめ
ソケットレンチ、なかでもラチェットはかなり使い勝手がいいですが、ゆえに使う機会が多いため丁寧に扱わないと壊れてしまいます。
ソケットレンチ、ソケットは種類がたくさんあります。用途に合わせて使い分けていきましょう。