こんばんは
MA-YANです。
今日で阪神淡路大震災から25年が経ちます。
もう4半世紀が経つということですから、もうそんなに経つのかという印象です。
私も被害の大きかった神戸で被災していますから、当時のことは小さかったとはいえ今でも強く覚えています。
25年経つので、地震から復興したと思いますが、本当の意味での復興というのはどういうことなのだろうと時々考えます。
朝日放送のホームページでは、阪神淡路大震災の取材映像がアーカイブで公開されています。
※当時の映像を見てフラッシュバックする方もいるかもしれませんのでご注意ください。
私が今住んでいるところも、震災が起きた当時は、家屋は倒壊し、駅は潰れ、線路は落ち、商店街は潰れ、高速道路は潰れ と悲惨な状態でしたが、今はどこもきれいになっています。
三宮の高いビルなんかから三宮周辺を見ると、今でも地震の跡を感じます。
周りの同級生の中には、地震のショックからサイレンの音や小さな地震でもパニックになる子がいました。
地震での被災は、地震が終わってからが本当の戦いになるのだと思います。
建物や道路がきれいに建て直されて、目に見えるところは復興したとわかりやすいですが、人の心のように目に見えなかったり、数字では表せないものは復興という言葉で推し量れないのだと思います。
地震で被災した人の中には一生傷を背負って生きていく人も多くいます。
時間が経過しても変わらぬ思いを持つ方は多くいらっしゃいます。
今も毎年1月17日には、三宮の東遊園地で1.17のつどいが行われています。
写真は神戸市ホームページより引用
震災などでは、よく忘れないという言葉が強調されますが、忘れないことが目的なのではなく、次につなげることが一番重要なのではないかと思います。
先人たちの知恵を始め、過去の経験を生かして次に備えることが、生き残った私たちにできることだと思います。
次の世代へと着実につなげられるように。
MA-YANでした。