こんばんは
MA-YANです。
昨日がドラギ総裁として最後のECB金融政策でした。
日銀の黒田さんと並んでイケイケな印象だったのでちょっと残念ですが…お疲れ様でした。
さて、今日は
移動平均線とトレンドの強さについて
投資家の中で移動平均線という言葉を聞いたことない人はまずいないというくらい重要な移動平均線。
株やFXなどのトレードで使用するインジケータの中で1番使われているものではないでしょうか?
それだけ馴染みがあり、たくさんの人が使っている移動平均線ですが、中には意味もなくただ表示させているだけという人もいるかもしれません。
それではもったいないので、私が1番簡単だと思う使い方を紹介します。
- 1番簡単な使い方はズバリ相場の流れを見る
そもそも移動平均線は、簡単に言うと過去の値動きを平均して線で表示させているもの。
そのため相場の流れが一目でわかりやすいのです。
この移動平均線を複数表示させる理由として、短期、中期、長期と線を表すことでそれぞれが今どんなトレンド傾向にあるのかがわかりやすいという事です。
下の参考画像では、移動平均線が赤は短期、緑が中期、青が長期線として表示させてあります。
上記チャート内の青丸の部分を見てみると、赤の短期線が緑と青の線を下へ急角度で突き抜けています。
これは短期でかなり強いトレンドが出ているという事になります。
もちろん突き抜ける角度が緩やかであればトレンドの勢いは弱く、角度が急であれば強いと言う目安になるのです。
そして、この短期中期長期線それぞれがともに同じ向きで強い角度を出していれば、かなり強いトレンドとなり、トレードしやすいと言えます。
これは上昇トレンドであれ下降トレンドであれ同じこと。
レンジの場合は移動平均線もだいたい横ばいに推移します。
※RCIなんかも同じような用途で使えますが、個人的にはエントリータイミングを慎重に測りたい人にオススメです。
このトレンドの強さを見るという方法以外にも使い方はたくさんありますが、ぱっと見ただけでわかりやすいのは流れを掴むために使用することじゃないでしょうか。
また機会があれば移動平均線について書いてみようと思います。
下記画像はおまけ。
先程のチャートの青丸部分を少し拡大したものですが、エリオット波動でいう下降の3波目の初めにこういった肩の部分で、長いヒゲをつけて移動平均線で抑えられて一気に落ちるというパターンは結構あるので覚えておいて損は無いと思います。
おまけでちょっとおまけしすぎたかも。
MA-YANでした。