ライフエッセンス

多趣味な人間の生き様をさらけ出します

バイク業界はなぜ斜陽産業なのか

バイク業界についてちょっと真面目な話をします。

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私は17でバイク業界に入りちょっと車業界も経験してやっぱりバイク業界に戻ってずっと仕事してきました。バイクが好きだからです。

 

しかし私がバイク業界に入った時にはすでに斜陽産業と言われてました。

 

人口の減少、バイクは危ないというイメージ、そもそもバイクは車と違い趣味性が高く、お金もかかるため本当に好きでないと乗れないという側面があります。

 

それに高年齢層は年々バイクを降りています。

病気や体力的な問題、家族の反対など。

私もバイク降りる人をたくさん見てきました。

みんなバイクが好きで乗りたいけど、さまざまな事情で降りないといけない人ばかりです。

 

反対に若い人達のバイクへの興味は年々減っています。

これはバイクに魅力を感じていないからでしょう。

3ナイ運動やバイクは危ない、野蛮だというイメージ戦略のせいもあると思います。

また、バイクの魅力よりもバイクのイメージが悪い印象が大きいのだと思います。

 

バイクの魅力をアピールしきれなかった私達のせいです。

時代の流れに取り残されているのが現実です。

 

それに今の時代に経済的余裕のある人の方が少ないと思います。

 

それでもバイクに乗る人達は当然バイクが好きで乗ってます。

当然店側の人間もバイクが好きだから働いているはず。

だからお客様と店員という枠はあってもバイク好き同士繋がりは深くなり、狭いコミュニティの中でも強い地盤を築くことができます。

 

けど現実的には、そんな上手くいっているところの方が少ないのです…

 

次回バイク業界の中の人視点で問題点をいくつか掘り下げてみます。