こんばんは
MA-YANです。
終末感
数日前日本で唯一新型コロナウイルスの感染者がいなかった岩手県で感染者が出ましたが、その感染者に対する誹謗中傷や、個人を特定しようとする人がいるというニュースを見て、世の中とち狂ってんなと思いましたね。
きっと誹謗中傷している人は、正義感や自分は正しい事をしているという思いが根底にあると思うのですが、正義感を振りかざす事の恐ろしさを改めて思い知る出来事です。
今や新型コロナウイルスは一般的な感染症になりつつあるので誰でもかかる恐れがあるわけですから、特定したり中傷して感染者をどうしたいのかというのが疑問です。
独裁者と言われた人は人身掌握や大衆扇動に長けている人が多かったと聞きますが、下手な悪意よりも凝り固まった正義感の方が扇動しやすいらしいですね。
悪い事をしているという自覚があると少しは引け目を感じたり、気持ちが抑制されやすい代わりに、正義感というのは、自分は正しい事をしていると信じて行動をしている分行動の根底に自分は正しいという気持ちがあるせいで歯止めが効かない事が多いと。
正義感を持つことが悪いわけではありませんが、考えて行動しないとおかしな行動につながる可能性があると理解しておかないといけないかもしれません。
今回の岩手の感染者に対する誹謗中傷に関しては、岩手県側は厳しく対処するというスタンスを取るようなので、批判や中傷に負けず頑張って欲しい。
誹謗中傷している人は、もし自分がコロナに感染したらどう思うのだろうか。
他人の気持ちは完全に理解する事が出来ませんが、せめて自分がされたらどう思うかくらい考えて行動すべきだなぁとしみじみ感じます。
大事なのは批判や中傷ではなく、教訓をどう活かすかですからね。
誰もが認め合っていける環境になれば良いなと思います。
MA-YANでした。
